SHOW YOU!調子いいパン 前編@かみち
あれはかれこれ…2か月前?全然タイムリーじゃないご報告ですが、私ちょっとばかり銚子方面に行って参りました
と、申しますのも…実はパン好きですが、しょう油関係のライター業などもさせていただきまして
取材です、もちろん取材がメインです、BUSINESSですとも。
銚子は、地球が丸く見えるアレでソレな展望台があるとかないとかいう海の辺りには一度行ったことがあったのですが、その時は車で
今回はしおさい号に乗って、列車の旅です
取材一行の取りまとめ役Kさんが、その数日前に怪我してしまい、急遽代行でK氏が同行。
私は東京からではなく、途中駅から乗ることになっていたのですが、その伝達がうまくいっていなかったのかしら??丁度乗るはずのしおさい号が東京駅を出発するあたりの時間に携帯が鳴り、K氏に「今日銚子行きますよね」と確認されてしまいました
なんでも、東京駅でも京葉線のホームからというガセネタに惑わされた数名が乗り遅れそうになったとか、ならないとか危ない、危ない
ま、そんな珍道中ではありましたが無事到着。ホームではいるかちゃんがお出迎えです
駅を出ると、左はヤマキ、右はヤマサ、しょう油の香りが漂ってくるような標識が立っていました。ほほ~、本当にここはしょう油の街なのね~
街中に来たのは初めて、キョロキョロしながら着いて行きます
駅前ですが、暑い夏の真っ盛りの平日昼間だけあってあまり人気がありません。高い建物もなく、とっても穏やかな風景ですね
まずは腹ごしらえ、腹が減っては戦はできぬとは、昔の人は良く言ったものですね~
なぜか…無心で店舗外観を撮る同行者達
変な団体と思われていたに違いない、かな?
地元を良く知るF氏ご推奨の「かみち」さんにて、お刺身やらなめろうやら、ここでコレを食べて帰らなかったら負け犬っ!(小さな「つ」が肝心)的なお料理が満載の豪華おランチでございました~
しょう油はもちろん、これから向かうあちらの会社さんのものです。さて、左右どちらの工場へ向かったのか?写真で分かりますか?
あ~、これは…写真では無理ですね光の加減があまりよくないなぁ
ま、とりあえずこんなお刺身・天ぷらの定食に…
郷土料理の「なめろう」(手前)、「さんが焼き」(奥)。そして…
いわしの握りまで
この鰯、とろけましたよ~
刺身って喉越しだったんだ、ってくらいにとろ~っと通り抜けちゃいました
いわしは最後に追加、丁度銚子はいわし祭り開催中だったので、それが話題に上った流れで…計算ずく?
銚子と言えば、「サバカレー」と思っておりましたが、そう言われてみればいわしも漁場ですよねぇ。そして、昨今サバカレーの弟分として「イワシカレー」も誕生したとか、そうでないとか
兄弟商品としては、「イワシカレー」の他に「サバシチュー」なんてのもあるらしいう~ん2匹目のドジョウはいたのか?
ま、なにはともあれ…
食べ終わり、いよいよ本題!取材取材
私達が向かったのは駅を背にして右側のヤマサ醤油さんの工場でした
なんだかんだと、毎年こういう旅に出ているなぁ…昨年はあの鯖鮓の関係で鳥取へ、一昨年は桑の葉の関係で新潟へ
結構、あちこち動いてますねそして…時の流れは早い
あの桑の旅からもう2年が過ぎているのね
ま、その辺は置いておいて…
ヤマサさんの工場内では、まずはフィルムでざっとしょう油の製造工程などを学びます。
フィルムが上映されるお部屋には、ヤマサ醤油の歴史を物語るアレやらソレやらが展示されていました。
なんといっても、ヤマサ醤油さんは創業が1645年
もともとは、紀州(現在は和歌山県)湯浅に起こったしょうゆづくりを、湯浅の隣に ある有田郡広村出身の浜口儀兵衛氏が銚子に伝えたのが始まりなのだとか…この名前、どこかで聞いたことありませんか?
そーです、TBSドラマ「JIN-仁-」です
大沢たかお扮する主人公の南方仁が江戸時代にタイムスリップして、そこでペニシリンを製造するというストーリーの中で、製造資金を援助した人として登場していました、よね?
え~っと、実際にはペニシリンは江戸時代にはございませんでしたが、コレラ(コロリ)が流行ったのは史実です
それは、7代目の浜口儀兵衛氏の頃。この7代目は銚子で開業していた医者・関寛斎に長崎留学をすすめ、旅費や学資をあたえただけでなく、留守の家族の生活費までみるなどして人を育て、この関医師はのちに銚子に戻り、銚子でのコロリ撲滅に大きく貢献するのです。
こうしたことを含め、現実と空想が入り混じり、歴史上の人物も多々登場するこのドラマに浜口儀兵衛氏が登場したのは、必然とも言えるかもしれませんね~
JINは、原作とテレビでかなり違いがあるようですが、浜口氏は原作でもテレビでも登場した人物の一人。私はドラマしか見ていないのですが…原作も読んでみたいものです(じ、時間が)
あらら?そんなことを書いていたら…なんだか随分長くなりましたね
フィルムが終わると工場内へ入っていくことになったのですが…このあたりからまた明日といたしましょうか。ってーか全然タイトルのパンまで辿り着かないじゃんと、お思いのあなた…はい、その通り
先走り過ぎなタイトルでしたね。
失礼いたしました~、ってなことでまた明日
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コメント
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イワシの寿司 美味しそうですね、さすが 漁港銚子です。
江戸時代にも、銚子の魚は、利根川を遡り野田、流山の
辺りから 江戸川を下り 日本橋河岸まで運ばれていました。
野田に醤油を伝えたのも浜口儀兵衛あたりだったりして(笑)
歴史が薫ります
ヤマサで はたして28号は、JINと 巡り合う事が出来るのか、
わしゃ知らんぜよ
投稿: tajimak2 | 2011年9月21日 (水) 12時37分
tajimak2さん、ご覧になっていらしたんですね
残念ながら、お目にかかることはできないでありんした。
浜口氏、偉大な
ヤマサさん、すごいです
今回の取材後に、「稲むらの火」の話も知りました~
人だったんですね
昆布、昆布、昆布つゆ~
投稿: 28号 | 2011年9月21日 (水) 14時17分